株式会社レイクウッズガーデンは、公益財団法人日本盲導犬協会とのパートナーシップ協定に基づき、2025年1月13日、茂原事業所(ALブリーディング施設)にて、オーストラリアン・ラブラドゥードル1頭の引き渡しが行われました。今後、盲導犬訓練プログラムを経て、盲導犬としての適性が評価されます。
■パートナーシップ協定について
株式会社レイクウッズガーデン(以下、当社)と公益財団法人日本盲導犬協会(以下、日本盲導犬協会)は、2024年9月1日、パートナーシップ協定を締結しました。日本盲導犬協会は、持続可能な盲導犬提供体制の更なる安定化を目指しており、ラブラドール・レトリーバー以外の犬種の可能性を模索しています。一方、当社は、穏やかで賢く、抜け毛が少ないセラピー犬として優れた資質を持つ「オーストラリアン・ラブラドゥードル(AL)」の新たな活躍の場の創出と認知度向上に取り組んでいます。
■引き渡し後の流れ
・ALは、生後2ヵ月齢から1歳になるまでの約10ヵ月間、日本盲導犬協会のボランティアであるパピーウォーカーの家庭で過ごし、ご家族からの愛情を受けながら、人と共に過ごす楽しさや喜び、社会性を学びます。
・1歳を過ぎると、パピーウォーカーのもとを離れ、盲導犬としての本格的な育成・訓練が始まります。約1年間、盲導犬訓練士や歩行指導員の指導のもとで、人と関わる楽しさや、人とのコミュニケーションの取り方を教える基本訓練と、街中で視覚障害者を安全に誘導するための誘導訓練が行われます。
・適正評価は、上記訓練期間の中で3回実施されます。適正評価の結果、盲導犬としての適性がないと判断された場合は家庭犬やPR犬などのキャリアに転換されます。
・盲導犬への適性は性格面や健康面から総合的に判断し、最終的に盲導犬として認定される犬は、ラブラドール・レトリーバーでもおよそ3割から4割といわれています。
ALという犬種は、その優れた資質により盲導犬としての適性が期待され、このたびの機会を得ることになりました。当社としましては、このALの奮闘を応援してまいります。
本件の詳細は以下URLよりプレスリリースをご参照ください。
パートナーシップ協定による新たな可能性のチャレンジ!オーストラリアン・ラブラドゥードルを日本盲導犬協会へ引き渡し